
経済学大学院留学ガイド -出願後から合否通知受取まで-
出願完了の通知を送る大学と送らない大学がある。私の知る限りでは、郵便で出願書類が揃った事を知らせる大学は、Columbia と NYU のみ。BU は、Graduate School of Arts and Sciences から Department of Economics へ出願書類を転送した、という知らせがハガキで来る(出願書類が揃ったという通知ではない、と書いてあった)。MIT と Stanford は、GRE の点数などで足切りを喰らわなかった出願者にのみ、電子メールで出願書類が揃った事を知らせるそうだ(PR)。Minnesota と Wisconsin も電子メールで出願書類が揃った事を知らせてくれるらしい(PR)。
合格か不合格かの通知が届く時期も大学によって異なり、早いところだと2月中旬、遅いところだと4月上旬。多くは3月上旬から中旬にかけて通知が来る。
2003年度は大幅に合否通知が遅れたようで(出願者がとても多かったらしい)、3月初めの時点で合否通知が出ていた大学は、Virginia, Minnesota, USC, Cornell, UC San Diego, Penn State だけ。3月下旬に合格通知が来ることも多かったようだ。近藤さんの雑感ページの一番下を参照。(リンク修正)
合格通知については、電子メールでいち早く知らせてくれる(その後に郵便で正式な通知が来る)大学もあるし、郵便のみで通知する大学もある。不合格通知については、郵便のみで通知する大学がほとんど。こちらから電子メールで問い合わせると、不合格であることを電子メールで知らせてくれる大学もある(下記参照)。
三つのパターンに分けられる。(1)一度に全出願者について合否を決定する大学(Princeton, Harvard, UC San Diego etc.)。(2)最初に一部の出願者を不合格にした後で、残りの出願者の合否を決定する大学(MIT, Stanford, Cornell)。(3)最初に一部の出願者を合格にした後で、残りの出願者の合否を決定する大学(ほとんどの大学)。
UC Berkeley の場合、まず出願者を五つのグループ(deny, possible deny, possible admit, definite admit, definite admit with fellowship)に分け、最初の二つのグループに不合格通知を、最後の二つのグループに合格通知を送り、その後、possible admit グループから残った合格枠の数だけ、合格者を選ぶようだ(UC Berkeley の大学院事務の人からのメールをもとにした推測)。従って、possible admit にグループ分けされた場合は、合否通知が遅れる。
合格通知が先に来て、奨学金が付くかどうかはそれより後にわかる大学(UCLA etc.)と、最初から奨学金付き合格通知が届く大学(Northwestern etc.)とがある。
合否通知が届くのを延々と待ち続けるのに堪えられなければ、電子メールで各大学経済学部の graduate admission assistant に聞いてみると良い。大学によっては、すぐに返事が来る(Yale, UC Berkeley, NYU etc.)。経済学部ではなく、Graduate School の方に連絡すると、返事が来ないか、来ても合否結果を教えてくれない。英語に自信があれば、電話で聞くのも手である。
合格通知をもらったら、実際に入学するかどうかの意思表示をする。
奨学金付きの合格通知をもらった場合、入学するか辞退するかの返事は4月15日までに送らなければいけない。これはアメリカの大学間協定で決まっている。奨学金無しの合格通知の場合、返事の締め切りは大学によって異なるようだ。Chicago は4月20日だったそうだ(an accepted applicant to Chicago)。BU は締め切りがなかった。
複数の大学院に合格してどこに行けばいいか迷った場合、とにかくたくさんの人の話を聞くと良い。知り合いにつてがなければ、合格した大学院の在学生のメールアドレスをその大学のホームページから探し出して、大学院の様子について色々聞く。多くの場合、見知らぬ相手でも返事をくれる。実際に渡米してキャンパスの様子を見たり在学生に話を聞くという手もある。また、合格した大学の経済学部の graduate admission assistant に、教授の移動について聞いてみる。もしかしたら自分の師事したい先生がその年から居なくなるかもしれないし、逆に他の大学からやってくるかもしれない。もし、師事したい先生が他の大学に移るという噂を在学生などから聞いたら、直接メールを出して聞いてみる。失礼なことではないようだ。