経済学大学院留学ガイド -Talking to Professors-
赤字は2005年3月追記箇所。
出願先の大学の教授とのコンタクトは間違いなくプラスに働く。「出願に必要ではないが、やっておいて損はないこと」として挙げた五つのうちで、最も効果があると思う。
有効なコンタクト手段は、教授の論文(特にワーキングペーパー)を読んでそのコメントを電子メールで送るという方法。今のご時世、ほとんどの経済学者はワーキングペーパーを自分のホームページ上で公開している。ワーキングペーパーはコメントをもらうために公開しているのだから、そのような電子メールは歓迎されるはず。また、ワーキングペーパーは当然公刊された論文よりも論理的な穴が多く、コメントがしやすい。実際にそのような形でコメントを電子メールで送り、その教授のいる大学院に出願する予定であること、もし合格すれば師事したいということもメールに付け加えたら、返事が来て、結果的にその教授のいる大学(トップ5及びトップ10)に合格したという例がある。
イケてないコメントを送って印象を悪くしたら入学選考に不利になる、と心配する人が多いと思うが、そういう学生の事を覚えているほど教授は暇じゃない。逆に、優秀な学生の事はよく覚えているものだ。従って、コメントを思いついたら、送って損することは全くない。
この件に関する近藤さんの見解はこちら(真ん中辺りまでスクロールして下さい)。NYU の見解はこちら。
自分の書いた論文を PDF ファイルで送る、という手段も考えられるが、わざわざ論文を読んでくれる可能性は高くはないので、教授の論文へのコメントの方が有効だと思う。もちろん、読んでもらえて良い論文だとの評価を得れば、入学選考にプラスになるのは間違いない。